茨城県日立市塙山地区
1 地区の性格
市中心部に近い住宅街。東はJR常磐線、西は阿武隈山地、中央上りやや東部を国道6号線が通っている。6号国道沿いの流通業を除き、ほとんどが給与生活者が住む住宅街。
2,500世帯、8,000人、90%以上が他市、他県から移り住んだ“新住民”である。世帯主の平均年令は50才台、65才以上の高齢者は6.9%と比較的低い。
2 活動内容
生活環境の改善、交通安全、防災、ごみ減量、花いっぱい、健康づくり、高齢者の地域福祉、青少年育成、各種ふれあいイベント、生涯楽集、男性の社会参加のきっかけづくり、仲間づくり、自治会の活性化、広報紙の発行、コミュニティプラン、コミュニティマッブづくり、自己資金づくり
3 コミュニティ施設の整備計画
昭和59年5月建設の
・既存のコミュニティセンターは、休館日も使用するほどフル活用されているが
1. 高齢者の地域福祉拠点として使えないこと(年寄りのたまり場として使えない、給配食の調理設備が完全でない等)
2. 少子化時代の子育てスペースが足りない(空き部屋が少ない)などの理由から、新コミュニティセンターの建設を望んでいる。しかし、市の基本計画とは一致せず、今のところ、単なる願望の域を出ていない。今後、話し合いを進める必要がある。
4 コミュニティ活動の状況
(1) 防災・災害対策
(現在の活動状況)
平成7年3月、学区(全地区)防災組織をつくった。年1回、防災訓練を実施、初期消火訓練(消火器の使用、バケツリレー)、避難誘導、救命訓練等を市消防署の指導により行っている。
(今後の見直し内容)
昼間にも機能するような女性を中心とした組織づくりも検討中。
(問題点)
1. 自治会未組織地区(学区内の約半数)の組織化
2. 住民全体の意識が低いこと
◎防災運動その他生活の安全確保
(現在の活動状況)
1. 空地の枯草等火災の発生し易い場所の点検、草刈りの実施。行政当局へ改善要望書提出。
2. 危険個所のチェック(コミュニティマッブ(作成中)へ反映)
3. 街灯増設運動(新設街灯に電気代1年分助成)
(今後の見直し内容)
1. 路上駐車の排除
(問題点)
1. モラルの低下