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?心と体の健康づくり
人生80年を自立して、生きいきと過ごしていくためには、「寝たきりや痴呆にならない、させない」といった予防を重視し、健康づくりを推進する必要があるため、健康診査や健康教室、訪問指導などの充実に努める。
 
?住民活動の促進
高齢者を支える地域のコミュニティづくりを促進するため、地域住民のボランティア活動や企業、労働団体の地域社会活動を推進する。
特に、北九州市ボランティア大学校を中心として、人材の養成に努めるとともに、地域福祉振興基金(ひまわり基金)を活用してボランティア団体などの活動の支援を行う。
 
?生きがい、社会参加の促進
高齢者が社会の一員として、生きがいに満ちた生活を送ることができるよう、高齢者のスポーツ・レクリエーション活動や生涯学習活動、世代間交流などを促進するための環境づくりを進める。
 
?安心して住み続けられる居住環境づくり
日常生活の基盤である住宅について、高齢者をはじめとしたすべての市民が、安心して住み続けることができる居住環境を整備するため、福祉施設や医療機関と連携した「ケア付き住宅」や高齢者向けの市営住宅の整備を進めるとともに、身体機能に合った住宅改良などに関する相談・助言などに対応できる相談体制の整備を行う。
 
?高齢者などに配慮した都市施設の整備
高齢者や障害者などが生きいきと社会参加し、快適な生活を送ることができるよう、高齢者などに配慮した安全で利用しやすい都市施設の整備に努めるとともに、高台対策、防災対策や交通安全対策の強化を図っている。
 
3 北九州市における特徴的な高齢者のための施策
 
北九州市における高齢者対策の概要は、2で述べたとおりであるが、今回は特に北九州市において特徴的な施策をいくつか紹介してまいりたい。
 
(1)北九州市の施策の推進体制(2(2)?関係)
北九州市において高齢化対策を推進する体制としては以下の2点が特徴的である。

 

 

 

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