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(2)世代間交流拠点施設の整備
世代間交流拠点施設は、21世紀の本格的な少子高齢社会に対応し、新しい時代を担う児童・青少年が心豊かに人間性を高め、高齢者や障害者などとの交流を通じて社会の実態を理解し、福祉の大切さを考える機会を持つとともに、高齢者自身の技術習得、社会参加の場を提供するために整備する施設であり、21世紀の幕開けに相応しい施設として、平成13年に広島で開催される「第14回全国健康福祉祭」に合わせて整備を進めているものである。
?施設整備の基本方針
多様な世代間の交流を中核として、青少年の福祉意識の高揚や高齢者、障害者等の技術訓練による社会参加を促進する全国でもユニークな福祉拠点施設とする。
ア 多様な世代の交流の場
高齢者・障害者・青少年等多様な世代がふれあい、憩うことのできる特色のある施設
イ 青少年の福祉意識の高揚、福祉疑似体験の場
少子高齢社会に対する理解を深め、福祉意識の高揚を図るとともに、福祉施設でのボランティア活動の実践及び福祉疑似体験の場の提供
ウ 高齢者等の技術習得の場及び社会参加の場
高齢者等の生きがいづくりのための技術習得の場及び高齢者の経験と知恵と技術を生かした伝統文化等を継承するなど社会参加のできる場の提供
エ 高齢者の介護施設
痴呆性高齢者を含む介護施設の整備
オ 障害者の自立のための訓練等の場
障害者が通所して自活に必要な訓練を受けるとともに、職業を身につけるための訓練等を受けることのできる施設
?整備スケジュール
平成9年度基本計画策定
平成13年度(2001年)第1期整備予定
 
世代間交流拠点施設の理念
 

 

 

 

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