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ようにするため、身体機能が低下した場合でも、生活に支障のない「バリアフリー」な居住環境の整備の推進を図る必要がある。
そのため、今後は新築民間住宅のバリアフリー型住宅への誘導や高齢者向け住宅の供給・住宅改善に対する支援策、民間老朽住宅居住者への建替支援などを推進していくことが求められている。
 
(2)ひとにやさしいまちづくり
障害者や高齢者をはじめ、だれもが安心して快適に利用できるまちづくりをめざし、「大阪市ひとにやさしいまちづくり整備要綱」(平成5年制定)に基づき、本市建築物はもとより、民間建築物、公共交通機関の環境改善を含む総合的なひとにやさしいまちづくりに取り組んでいる。
?本市建築物の整備
民間の先導的事例となるように、区役所、保健所、市民病院、老人福祉施設、身体障害者福祉施設など不特定多数の市民が利用する本市建築物の出入り口への通路のスロープ、段差解消、エレベーターの設置などの整備に計画的に取り組んでいる。
《整備目標》
平成8年度まで 383施設
平成9〜13年度 390施設
 
?公共交通機関の施設整備
i 地下鉄駅舎の整備
誰もが安心して地下鉄を利用できるよう、平成5年に「第1次ええまち計画(エスカレータ・エレベーターでまごころのあるちかてつ)」を策定し、エレべーター・エスカレーターの整備等を進めている。

《地下鉄駅舎のエレベーター・エスカレータ設置状況(市域外の駅を除く)》

 

 
ii リフト付路線バスの導入
車いす使用者も介助なしで乗降できるように車内にリフトを設置したバスを、

 

 

 

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