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以下に論議のポイントを示す。

・データ収集状況について

 データの収集状況が思わしくなく、各国が協力して収集することが確認された。ドイツについては、本協定に参加準備中であり、参加後はドイツの電気自動車の情報収集が可能となる。また、現在不参加めアメリカの状況についてはカナダの事務局Mr−Kochがアメリカ電気自動車協会(EVA)にコンタクトすることになった。

・電気自動車データベース用コンピュータプログラムの問題

 日本語バージョンでプログラムを作ったことにより互換性がないという問題が起きている。しかし、英語バージョンに変更するのは時間、費用が膨大にかかるため、プログラムを英語バージョンに変更しないことになった。アネックス1の目的はデータベースの情報交換であり、生データを渡し、加工は各国が行えば目的は達成できる。

・情報収集に関する議論

 新しい情報収集方法について検討したが、いいアイデアは出なかった。次回、自国、非参加国の情報について各参加国がプレゼンテーションすることでさらに情報収集活動の円滑化を図ることになった。

・サマリーレポート

 5月までに各国はサマリーレポートをMr.kochに送ることで了承された。5月初めまでに事務局は各国に年間報告書を送る。年間報吉書を作成した残りの予算でサマリーレポートを作ることが了承された。IEAがホームページを作ったら、そこにサマリーレポートを入れ、電気自動車の情報提供に役立てたらどうかという意見も出された。

・今後の業務

 電気自動車に関する情報の集まりが悪く、このままでは意味のないレポートになるという意見がOAより出された。そのため、各国が今後どんなデータをいつごろまでに出せるかヒヤリングを行った。各国は過去の5年間のデータを12月末までに提出し、データを提出する際に何卒度かわかるように明記することが確認された。今年、大阪で行われる実行協定執行委員会で進捗状況をチ

 

 

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