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集めている段階であるが、各国レベルではテスト方法が異なり、またデータは比較が困難である旨報告された。しかし、産業界からは、電気自動車、ハイブリッド自動車のテスト法に関する関心が非常に高く、本アネックスの情報に関し、産業界にも情報提供したらどうかという意見も出された。検討中の先進自動車実施協定含め、産業界との接触をどう持つべきかという議論がなされたが、特に結論はなかった。

(d)アネックス4EV技術、国際的に共通化されたEVのインフラ

・OA EA Technology(英国)

・論議結果

 北米、ヨーロッパの電気自動車インフラの基準及び基準作成のフレームワークが紹介された。またバッテリーチャージャー及びマルチ電気自動車充電器のネットワークに関する技術的報告があった。なお、今まで本アネックスのOAとして貢献してきたMr.Stirlingが退任し、新たにMs.RonaLaneがOAとして働くことになった。

(e)アネックス5先進バッテリー、ウルトラキャパシターの研究

・OA ETCO(カナダ)

・論議結果

 11月以降の進捗報告及び現状のさまざまな電池の開発状況紹介があった。フライホイールについて本アネックスに含めるのか質問があったが、現在は含めない、将来の課題にしたいとの回答があった。また、本アネックスについて共同研究の可能性について質問があったが、OAとしては、良い考えなので専門家会合で提案したいとの意向が示された。特にハイパワーリチウムバッテリーは良いテーマとのことであった。

(5)-4 事務局選任

 事務局は1994牢から2年に任期で、カナダ、オタワ大学のMr.Kochが任命されていたが、事務局としての優れた実績が評価され、さらに3年任期が延長された。

(5)-5 議長選出

カナダのMr,Borvinが退任し、新たにイタリアのENEAのMr.Velloncが

 

 

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