月にワークショップを開き内容を詰めることになった。
(e)アネックス9 自動車燃料情報サービス
・OA INNAS(オランダ)
・論議結果
代替燃料に関する各種試験結果データや情報をデータベース化し、有料にて提供するサービスの構築であるが、経費が予算を大幅に超過し、各国の負担額が増大したため白熱した議論がなされた。負担の増額の可否はレポートの内容を踏まえて今後議論されることになった。日本としては、現在参加しておらず、今後も参加の意志のないことを表明した。
(f)アネックス10 新燃料の品質特性について
・OA VTT(フィンランド)
・論議結果
代替燃料について、その燃焼・排出ガス性状、低温始動性及び潤滑油の比較試験を行うものであり、低温試験について追加予算の必要性が示されたが、詳細はVTTから各機関にFAXで連絡がなされ、検討されることになった。
(g)アネックス11 代替燃料とインフラ
・OA DOE(アメリカ)
・論議結果
代替燃料の導入量とインフラストラクチャーを予測する手法を検討するものであり、参加国の間で着実に進めていくこととなった。(日本は不参加)
(5)-2 新アネックスの提案
(a)バイオディーゼル燃料の毒性評価(フィンランド及びアメリカ共同提案)二ヵ国でさらに内容を詰め、次回の執行委員会で新アネックスにするかどうかを決定することになった。
(b)ディーゼルエンジン用燃料としてのジメチルエーテル(オランダ提案)1996年11月までに各国の専門家で構成されるワークショップを開き、内容を詰めることになった。別途各国に招請通知が出されることになった。