行委員会で成立した、最も新しいアネックスである。
5)アネックス5
「電気自動車用新型バッテリーとキャパシタに関する調査研究」
(Exploratory Research of Advanced Batteriesand Ultracapacitors for Electric Vehicles
)
・OA カナダ(University of Ottawa)
・参加国 カナダ、イタリア、オランダ、スイス、アメリカ
・内容等
本アネックスの目的は、電気自動車用新型電池とキャパシタの共同研究開発の優先順位の決定、長期基礎研究開発プロジェクトのための協力態勢の基礎作りとされる。本アネックスは、本年度末の第4回執行委員会において1年間の期限付きで試行的に開始されたものである。
6)アネックス6(未発効)
「軽量電気自動車の設計」
(Design of Light Weight Electric Vehicles )
・OA スイス(Bundesamt fur Energiewirtschaft)
・内容等
低価格で軽量の電気自動車の開発、大量生産及び利用の促進が、本アネックスの目的となっている。本アネックスは、平成8年10月に大阪で行われた執行委員会において、研究の範囲が改訂され、軽量材料全般を含めて扱う方向で進んでいる。
4 先進自動軍技術研究開発に関する実施協定
(1)先進自動車技術研究開発に関する実施協定設置に関する専門家会合の経過
IEAは、2010年以降の自動車技術研究開発をどのように進めるべきか、1995年より専門家による会合を重ねてきた。先進的研究の90%以上は産業界中心で行われており、IEAはこの研究を進めるに当たり産業界も巻き込んだ活動とすべく産業界代表含め、第1回専門家会合を1995年10月、第2回を1996年3月、第3回を1996年9月にいずれもパリにて行ってきた。目的は先進自動車技術研究開発に関する実施協定の内容を詰めることであった。