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 ・小牧トラックターミナル:64.2ha、専用トラックターミナル(小牧市)
 ・土岐美泌焼却センター:33ha、卸売団地(土岐市)
 ・(協)豊橋総合卸センター:238.9ha卸売団地(豊橋市)
 ・花卉市場(鉢物・豊明市)
 ・花卉市場(切花・名古屋市)
 

(ウ)物流拠点施設の構想・計画

 名古屋大都市圏では次の7つのプロジェクトが計画・棺想されている。
 

a 中部国際総合物流センター(ClLC:C?buInternat?alLogisticsC?ter)(木曽岬干拓地)

 立地が予定されている木曽岬干拓地は名古屋港西部に隣接し、21世紀初頭に第二東名・名神、東海北陸自動車道の東西南北の幹線道路が交わるとともに、東海環状自動車道、名古屋環状2号線、第3環状線の候補に上がっている国道155号などの環状道路がすぐ近くを通ることになっている。また、中部新国際空港とは、空港アクセス道路、第二東名・名神自動草道を介して30〜40分で結ばれるなど、物流アクセスに恵まれた地域である。ここに国際・国内・地域のハブ機能、高度物流情報機能、総合拠点機能を持ったインターナショナルニロジスティクス・センター(ILC)の形成が構想されている。敷地面積は239ha。
 主な導入施設として、各種ターミナルや通関手続き、輸送情報を管理する施設などのほか卸売、商談、商品展示を行う流通施設も配置する。また、これらの機能により、荷卸し後の通関・検疫・発送などの一連の作業を一括処理する。
 大型クレーン・フォークリフトなどが縦横に活園する高機能荷捌揚、保管入出荷を自動的に行う自動倉庫群、輸入貨物の通関、検疫を効率的に行う通関センター、簡単な組立作業、検査、放送などを行う流通センター、全国の配送網と連結する国際複合一環輸送システムを情報処理面からバックアップする国際物流情報センターが配置される予定である。
 その周囲にはテーマパーク、国際総合流通センター、国際展示場、コン六ンションホール、そしてインテリジェント機能を完備したビジネスホテルなどが集積する。
 

b 名古屋港国際総合流通センター(海部郡)

 名古屋港西四区に位置する、名古屋港の国際化、情報化、技術革新に対応した、港湾づくりを支援する物流高度化基盤施設。従来の基本機能
 
 

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