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c 商業系土地利用

 JR大府・共和駅周辺地域を中心に集積を進め、両駅を中心とした都市核の形成に努め、伊勢湾岸道路(第二東名)を受けて市内で整備される主要道路沿道は、沿道立地型施設を誘導していく。
 

d 農業系土地利用

 市街化区域内においては、計画的に用途転換を図るとともに、農地の有効的な活用に努め、場合によっては市街化調整区域に逆線引きを行い、農地保全の検討も行う。市街化調整区域においては、今後、伊勢湾岸道路(第二東名)やあいち健康の森整備などに伴うまとまった規模の開発などが想定される地域については、農業的土地利用との調整を十分図りながら行う。
 

(エ)調査対象地区関連の計画・施策

a 共長地域の北部は現在は優良な農地が形成されているが、今後、第二東名や名古屋環状2号線の建設などに伴い、道路交通の要衝となることから、周辺の環境が大きく変化することが考えられるため、適切な土地利用を考える必要がある。
 沿道地帯は名古屋市の動向を踏まえ、新たに流通業務地区としての整備を検討する。
b 交通量の増加を受け止めた道路体系の見直しや整備が必要である。
JRにより分断されている東西の交通の流を円滑にするため(都)木の山北崎線などの整備を進める。また南北交通の流れに対し、第二東名からの交通を受け止めることになる(都)大府東浦線などの整備を進める。
C 北部沿道地帯は名古屋市の動向を踏まえ、新たに流通業務地区としての整備を検討する。
 

ウ 大府市都市計画マスタープラン(平成7年3月)
 (ア)大府市の広域的な課題
 a 大府市の果たすべき役割

 ?名古屋市に隣接する地域として、良好な住機能を果たす役割
 ?国土軸に沿って発展した内陸工業地帯の一翼として生産機能を果たす役割
 ?知多半島の根幹部で知多半島と国土軸を結ぶ結節機能を果たす役割
 
 

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