2大府市の地域現況
(1)人口
昭和45年の市制施行後まもなく、総人口は50,000人を突破したが、昭和40年代後半の石油危機を契機に、人口の定住化傾向による社会増の逓減とともに、出生率の低下による自然増の逓減などにより安定的な増加傾向に転じ、現在までこの傾向が続いており、総人口は73,634人(平成8年12月末現在)に至っている。
この動向は、今後も大きく変わらないものと考えられるが、市の第3次総合計画においては、今後の広域的な動向に伴う発展や開発の可能性を考慮し、平成12年(2000年)度には、土地利用の構想も踏まえ目標人口を85,000人としている。
年齢別人口は、年少人口(14歳以下)の割合が減少し、老年人口(65歳以上)の割合が増加しており、高齢化の傾向が現れている。
(2)就業構造
大府市の産業別就集別人口では、第一次産業は年々減少の一途をたどっており、全体の鶯戒比においても昭和45年の10.3%から、平成2年の3.9%となっている。
第二次産業では、就業人口は増加しているが、全体の構成比では減少となっている。
第三次産業は、人口、構成比率でも増加してきており、いずれもその推移は緩やかである。このように、市の就業人口では、徐々に第三次産業へ傾斜しているのがうかがわれる。
今後の推移としては第一次産業においては、就業人口、構成比ともに今後減少していくものと考えられるが、それとは導に第三次産業では、就業人口、構成比とも増加が見込まれる。第二次産業では、本市の産業構造の特徴や今後の動向からみて、従業地べ一スでは、今後も緩やかに増え続けていくとみられるが、常住地べ一スでは、減少していくことが想定される。
(3)通勤通学流動
平成2年の国勢調査によれば、昼間の市外への流出人口は21,028人に対し、市外からあ流入人口は19,893人で昼間人口指数は98である。昼夜間の流動人口
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