(2)海上交通の状況 本町の海上交通は、主航路を竹原市との間に結び、フェリーで垂水港まで約25分、白水港までは約30分を要する。平成8年3月現在、竹原と本町(垂水、白水両港)間には1日31便(片道)が確保されている。このフェリーを利用することにより、竹原港を経由して広島空港へは1時間前後で連絡可能である。
また、鮒崎港には竹原市、三原市を結ぶ高速艇が寄港するほか、契島と竹原間には企業が運営するフェリー、旅客船があり、白水港と生野島、契島間には町営のフェリーが就航している。
大崎上島としては、安芸津港〜大西港(大崎町)間のフェリー、明石港(木江町)〜大長港(大崎下島)間のフェリー、天満港(木江町)〜宮浦港(大三島)〜今治港間のフェリー、旅客船などの航路がある。
幹線航路となっている竹原市間のフェリーについては、夜間の陸上交通との接続や終便の時間など不便を感じる部分が存在するとともに、利用料金負担が大きく、離島の交通条件の向上のための障害となっている。