日本財団 図書館


4 本町における主要プロジェクト計画・構想の状況

 現在本町において進められている主要な事業・計画は、交通面で、生活道の確保のための主要な町道の改修整備、山間部における基幹的な道路となる大崎上島林道事業があげられる。

 町の中心部における新たな都市的機能の集積地として、白水港の改修・盛谷湾埋立事業があり、港湾整備による海上交通機能の強化に加えて、文化系施設、商業系施設などの整備が構想されている。

 小原地区においては、急峻な地形条件の本町にとって貴重である河川環境を活かし、ふるさと散歩をテーマに、「くつろぎ」「やすらぎ」「せせらぎ」をコンセプトとした整備が進められている。

 生野島では、既存の自然休養村・キャビンビレッジに加えて、新たに海水浴場、テニスコートなどが整備されているほか、月の浦湾の優れた自然環境を活かした「海藻公園」開発や、それも含んだ町全体におよぶ一大リゾート形成を目指した「健康海岸づくり」が計画されている。

 その他、特産物加工施設、町営住宅なども整備されてきているが、これらの多くの事業推進に強く影響するものとして「健康文化都市構想」がある。

 健康文化都市構想は、現時点では、推進計画を策定中であり、その具体的内容は今後の計画の完成を待たねばならないが、本町のまちづくりの方向性を左右するレベルの構想であると認識される。

 また、この他に新しい情報システムとしてCATVが計画されている。


../images/012-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION