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   エ 西部地域(新栄・嘉瀬・鍋島地区)

   【地域の機能整備方向を定める背景】

・研究機能の集積が低い本市において、我が国及びアジアヘの科学技術の貢献と研究交流を活性化するため、鍋島地区での九州北部学術研究都市整備構想の早期実現が期待されている。
・また、産・学・官共同による研究開発や先端技術産業の誘導を進めるための拠点としての整備が望まれている。
・一方、嘉瀬川河川敷で行われる佐賀国際バルーン大会による国際的スポーツ交流は、我が国をはじめ各国からも注目を浴びるところである。スカイ・スポーツのメッカとしての知名度や技術のストックを活かした地域の活性化や個性的な地域の育成が望まれている。こうした地域資源を活かし、魅力的な地域形成を進めるため、都市機能整備の方向を次のように定める。

 

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   (ア)佐賀県の学術研究機能を担う拠点地区の形成

・現在推進中の九州北部学術研究都市整備構想の拠点の一つである鍋島地区は、既存の研究機関である佐賀医科大学などの集積を生かしながら、地域特性を生かした環境、健康科学研究などの学術研究機能の集積を進める。
・研究機能の集積と併せて自然環境との共生をテーマとした良好な住宅地と研究機関誘導のための複合開発を進める。

   (イ)商業・業務機能を備えた地域の拠点地区の形成

・商業・業務機能が集積する鍋島地区については、商業・業務機能の適切な誘導を図り、本市の新たな拠点地区としての育成を図る。

   (ウ)日本のスカイ・スポーツ拠点地区の形成

・国際バルーン大会をモチーフとして日本のスカイ・スポーツのメッカとしての機能強化を図るため、バルーン教室の恒常的開催、バルーン用品、グッツの販売などを検討するほか、他のスカイスポーツの導入を図るとともに、オート・キャンプ場の整備拡充を進める。

 

 

 

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