・卸売・小売・飲食業の集積の高い地区は、勧興(平成3年事業所数で28.9%/対全市、従業者24.8%)、次いで神野(同10.2%、10.6%)となっている。
・一方、周辺部では、鍋島地区が各々7.2%、10.9%となり、市街地中心部に対抗する生活中心地区を形成しつつある。
・昭和61年から平成3年にかけて地区別卸・小売・飲食業のシェアでは、勧興地区が事業所数で2.9ポイント、従業者数で0.2ポイントの増加を示し、市街地中心部としての機能を高める。一方、鍋島地区では事業所、従業者ともに市全体に対するシェアを増し、新たな商業集積地を形成しつつある。(図表37参照)
・同時に、市街地外周部での人口増加に併せて環状道路沿道への商業系施設の集積がみられる。幹線道路としての道路機能の担保などを図るうえで、沿道型商業施設の計画的な誘導を進める必要がある。