キ 観光の動向
(ア)佐賀市への観光客の動向
・佐賀市への観光客は、約300万人程度で推移している。しかし、宿泊客数は、平成3年の約59.4万人から平成6年には43.6万人と6万人程度の減少を示す。
・観光客の出発点は、県外の九州地方の客が最も多く、全観光客の約40%を占め、次いで県内客が30%となっている。
・近年、近畿地方、その他の地域からの観光客が急増している。
(イ)佐賀市の広域的観光資源
・佐賀市で毎年開催される佐賀国際バルーン大会へは、80万人近い観光客がある。また、吉野ヶ里遺跡を経た観光客も多いといわれる。
・その他、佐賀市を取り巻く広域観光資源が豊富であり、こうした資源の情報の集積・発信地として、また、佐賀空港開港に代表される広域高速交通条件の向上や県及び広域圏の玄関口としての機能を果たす佐賀駅を有することから、佐賀市は広域観光の拠点と位置づけられる。(図表24,25参照)