日本財団 図書館


カ 小売業の動向

(ア)小売業の推移

・佐賀市の小売業は、商店数、就業者、販売額、売場面積とも全県の20%以上を占め(平成6年)、また、広域圏に対しては、商店数で56.1%、就業者、販売額、売場面積では60%以上を占めている。
・昭和60年との比較では、各項目とも広域圏に対するシェアを増し、広域圏における商業機能を増している。◎・ただし、こうした商業力の強化は、消費者動向調査によると郊外型大型店によるものと考えられる。
また、今後の出店計画・予定のある大型店は、郊外型店舗であり、中心商業地との競合が一層進むものと想定される。

 

 

(イ)佐賀市の商圏

・佐賀市の商圏を最寄品、買回品別にみると、最寄品では5町が佐賀市の第1次商圏であり南北に広がっている。買回品では広域圏内の多久市を除く14町村が佐賀市の第1次商圏となっており、東与賀町(85.8%)富士町(80.1%)で8割を越え、高い吸収率を示す。(図表22,23参照)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION