日本財団 図書館


第2章 佐賀市及び市内各地区の動向

 

 1.佐賀市の動向

(1)人口の動向

ア 総人口の動向

・佐賀市の人口は、着実に増加し、昭和60年から平成7年の10年間で約3,O00人の増加を示し、平成7年約17万人となる。
・佐賀地区広域圏に占める佐賀市の人口シェアは、昭和60年の49.6%から平成7年には49.2%へと0.4ポイント低下した。これは、佐賀市、諸富町では市街化区域が指定され、かつ周辺町村に比較して地価が高いことが起因と想定され、一方、人口増加町村は、いずれも未線引き区域である。
・佐賀地区広域市町村圏における過去10年間の人口増加町村は、千代田、東与賀町を除く佐賀市隣接自治体及び小城町、牛津町であり、山間部の自治体及び多久市は、人口減少となっている。
*佐賀市は、産業構造などの変化に伴う人口減少市町村からの流出人口を吸収できる程、都市機能の集積が大きくないものと考えられる。(図表10,11参照)

 

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION