イ 構想のコンセプト
北関東地域における芸術文化資源、観光資源、自然資源などを連携・充実することにより、各種芸術文化活動が展開され他地域からの訪問客、住民ともに文化に触れ親しみ豊かさを実感できるような圏域を形成する。
・北関東地域における芸術文化イメージ形成
・豊かな自然と歴史文化資源を背景にした多様な芸術文化活動の育成
・市民や訪問客による新たな文化創造が行われる場の提供
(2)構想の推進方向
構想を実現するために、現在各地域や各自治体で有する文化・観光資源を有効に活用・連携させることにより圏域の形成を図ることを主眼とする。
ア 機能・基螂整備方向
・ハード面:沿道景観形成の促進(沿道景観形成地区の指定などによる規制)各観光文化施設へのラリーポイント設置
・ソフト面:共通性を有する各自治体のイベントラリー化
各地の観光資源、特産物、イベントなどの情報発信の共同化
美術館企画展協力開催や住民などの文化活動メニューの共同化
特産品の統一ブランド作成
イ 構想推進の仕組みと関係主体の役割
北関東アートゾーン事務局を関連自治体の協議により所要の場所に専任事務局を設置して、関係主体の連絡・調整を行う。
・各自治体:観光担当部局、文化担当部局の協力、出資
・企業:統一ブランド品企画、イベント協賛
・市民:イベントなどでのボランティア、イベントラリーへの参加、文化活動への
・各種団体(観光協会、経済団体など):協賛、人材派遣、PR活動
・出身芸術家:文化施設などの監修、講習会講師、シンポジウムパネリストとしての参加