・地域の思想・主張の発信の場の確保
・地場産業、産業観光、製造販売の仕組、見学の仕組、体験の仕組
2.“地域ぐるみ”の観光地運営体制づくり
・観光協会の役割強化
・行政の先導的役割と総合的な取り組み
・行政の横のつながりの強化
・官民の協議会の設置
・“地域ぐるみ”の連携を具体化する「組織づくり」
3.観光産業のセンスアップ
・観光ニーズの的確な把握
・ニュービジネスの育成
4.サービスエキスパートの育成
・専門的なスクールとトレーニングシステムの活用
17)環境及び観光・文化資源の保全、管理
都市観光・文化資源としての資源化を図った後は、それらを維持しより付加価値を高める必要がある。そのためには保全・管理の手法とその体制づくりが重要になる。
(1)法規制と連動した保護・管理方策
法規制を活かすためには地域独自の方策との連動を図る。
・保護管理のための条例、要綱などの制定
・自然資源の保護と利用範囲の適正化
・歴史、文化的遺産の保全、活用方法の適正化
(2)観光資源の保存・管理体制の確立
観光地関係者による共同意識に基づいた仕組づくりを推進する。
・観光地関係者による共同事業の推進
・推進母体としての〈官民一体〉の仕組づくり
・歴史的文化財の保存方法の確立
・自然景観の保全・管理の確立