ア 研究開発機能・先端産業ゾーン形成プロジェクト(鬼怒左岸台地重点地区)
◇基本コンセプト…先端産業コアの形成
日本経済成長の牽引力となった宇都宮テクノポリス地域内には、内陸型工業団地としては、国内最大規模の清原工業団地をはじめとする製造業を中心とした国際的な企業が立地している。
しかし、円高などによる国際競争力の低下により、今後は製品の付加価値を高めていくことが重要な課題であり、産業構造の変化に対応した新たな産業拠点を創造するため、研究開発機能、先端産業機能、産業サービスを集積した新都市を形成し、新工業技術センター、とちぎ産業交流センターなどの活用により人的・物的交流を通じて、先端的・基礎的技術の共同研究や新製品の開発など、21世紀においても引き続き日本経済成長の要となる地域として発展を図る。
また、北関東自動車道の開通、常陸那珂湊の開港、東谷・中島地区の物流拠点の整備、そしてこれらの地区との連携強化を図る道路網を整備することにより、当該地区の潜在経済成長力を益々高める。