2.立地機能構成の比較検討と課題
土地利用の基本的方向は、各IC毎に望ましいと考えられる土地利用の範囲を示したものであるが、
ここではモデルケースとして
の2ケースについて検討を行い、それぞれのケースの課題を整理した。
なお、工業団地の用地については都市計画マスタープランにおいて須美、桐山、芦谷の
各IC付近に配置されていることから対象としないこととする。
(1)CASE1(流通機能集約型)
ア.機能配置
CASE1は、道路交通条件の最も優れた芦谷IC周辺地域に物流関連機能を集約し、
流通機能の強化を目指したものである。
そして、観光アクセスの交通拠点としての性格をもつ桐山IC周辺地域については、
レクリエーション機能を配置し、さらに抹茶の生産で名高い西尾市に接し、周辺に果樹園の
多い須美IC周辺地域には、農産物の販売や地場の特産品の販売(製造や加工を伴う
可能性が考えられる)機能を集約し、それぞれの機能を配置した。
なお、CASE1の機能配置構成図を図表50に示す。
○須美IC周辺地域…憩の農園、農産物や地場特産晶の販売などの機能
○桐山IC周辺地域…レジャー・レクリエーション機能
○芦谷IC周辺地域…E製造業、K運輸業、H運輸業などの物流機能(集配送及び食品卸センター)
前ページ
目次へ 次ページ
|
|