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イ東松浦半口の市町に所属する口螂地域である

 本諸島は、東松浦半島の1市3町の属島で、高島、神集島が唐津市、小川島が呼子町、加唐島、松島、馬渡島が鎮西町、向島が肥前町に所属する。
 集落構成(住民自治組織)をみると、一番広い馬渡島は、行政上は鎮西町の三つの区をなしているが、その他の島は一島一区である。
 

ウ主に、福岡都市口の水産物供給地及びリフレッシュゾーンとしての役割を担う

 本諸島は、地方中枢都市・福岡市の150万人都市圏の外縁に位置し、日帰り圏から一泊圏にある、都市圏の社会経済的な影響を受けているが、近年、活魚など生鮮食品供給、観光・レクリエーション地域としての役割が高まるとともに、通勤就業、高次商業機能などの面で都市圏への依存度が高まっている。今後、西九州自動車道、筑肥線の複線化、国道202号バイパスなどの逐次整備によって、さらなる近接化が進むとともに、九州横断自動車道、国道203号を介した福岡、佐賀、長崎方面とのネットワークが強化されることによって、一層の連携性と地域槽造の再編が進むことが予想される。
 

工高まる広域生活圏中心都市・唐津市との連携性

 玄海諸島は、唐津市を中心とする「唐津・東松浦広域市町村圏な(1市7町2村、人口約15万人)」及び「唐津・東松浦地方拠点都市地域」浜、「唐津地方生活圏」及び「唐津・東松浦圏域モデル定住圏」に含まれている。
 玄海諸島を含む東松浦半島の4町は中心都市・唐津市と一層の近接化、連携化が進んでおり、玄海諸島も対岸依存とともに、就業や広域商業、医療、教育、文化の面で唐津市との童眉的な連携が高まる流れにある。
 
※「唐津・東松浦広域市町村剛の構成市町村は、唐津市、浜玉町、七山村、厳木町、相知町、北波多村、肥前町、玄海町、鎮西町、呼子町。
※「唐津・東松浦地方拠点都市地域」における玄海諸風の役割は、「観光・レクリエーション核形成ゾーン」として位置づけられている。
 

2玄海諸島の特性
(1)自然・土地的特性
ア内海・外海性の立地、海蝕地形、局地気候などが島固有の珊境を形成

 玄海諸島は沈降性島喚で、第三紀層の砂岩と玄武岩の重地質に特徴がある。
 高島、神集島は唐津湾内の離島、小川島、加唐島、松島、馬渡島、向島は外洋性の本土近接型離島として海域立地の違いがあるため、局地気候や個々の地形などが島独自の環境を形成している。

 

 

 

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