(6)最もよく利用する港湾
○北九州港が4割強を占め、次いで神戸港・大阪港、博多港が多い。
○北米航路での輸出入がある企業は、それのない企業と比較して、北九州港、下関港の利用比率が低く、直行航路のある博多港や神戸港・大阪港の利用比率が高くなっている。ただし、欧州航路では北米航路ほどの差異はみられない。
○所在地別では全般的に関門港が最もよく利用されているが、広島県では神戸港・大阪港が、佐賀県では神戸港が最もよく利用されている。
北米航路の輸出入がある企業は、ない企業と比較して、北九州港、下関港の利用比率が低く、逆に博多港や神戸港・大阪港の利用比率が高くなっており、直行航路のある港湾にシフトしている。欧州航路についても、北米航路の場合と同様の傾向はみられるものの、それほどの差異はみられない。