2) 調査対象港湾と調査テーマ
調査対象港湾とその主要な調査テーマは、次に示すとおりである。
くアジア主要港湾>
■香港港
・港湾の整備・運営のねらいと戦略
・民間企業(HIT:Hongkong International Terminals等)によるコンテナターミナルの管理・運営
・コンテナターミナルの情報化 等
■シンガポール港
・港湾の整備・運営のねらいと戦略
・ポートオーソリティ(PSA:PortofSingaporeAuthority)によるコンテナターミナルの一元的管理・運営
・トランシップ促進施策
・コンテナターミナルの情報化
・複合商業施設(IMM:Intemationa1MerchandiseMart)と港湾との連携 等
■高雄港
・港湾の整備・運営のねらいと戦略
・官民の役割分担 等
■釜山港
・港湾の整備・運営のねらいと戦略
・中国中北部のトランシップ貨物に関する展望・光陽港、楊山イソランドコンテナデポの整備 等
<わが国の主要港湾>
■神戸港
・ポートアイランド正期(わが国初の一15mバース、新型ガントリークレーン等)
・夜間・休日荷役の実施(震災対応として)
・内航フィーダーバースの整備・航空貨物ターミナル(K−ACT)との連携、空港との海上アクセス・コンテナターミナル間のバージ輸送 等
■清水港
・夜間・休日荷役の実施による航路誘致(従前からの実施例)
・浜松内陸コンテナ基地との連携 等
■その他
・海上コンテナの鉄道輸送(東京港・横浜港〜宇都宮)