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(3)道路整備状況

この中で、幹線道路は舗装されているものの、1970年代の内戦時代に定常的なメンテナンスを欠いた上、重量車両が増えたことと、洪水被善等により劣化・損傷しており、幹線道路の一部は舗装状態が悪く、走行に支障をきたす区間もある。また準幹線道路はほとんどが未舗装のラテライトの土の道路であり、雨期には自動車の走行は困難になる。

世銀の報告書(*2)では、舗装状況を舗装、未舗装のそれぞれについて、路面状況を五つの段階に分け、現場踏査によって分類している。この結果図3−2に示す。これによると、プノンペン市内の舗装道路は中間のレベル(平らな路面、多少のポットホール等)が最も多く、中間程度以上のレベルが過半数を占めるが、[悪い状況]が3割を占めている。

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