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(4)分岐管の取付け後、各線心の遮蔽銅テープを切断し、導電性テープは銅テープの上端より少し長くして切断する。その上をバインド線で巻く。(図12.11参照)

-3.ストレスコーンの作成

 市販モールドのストレスコーンで間に合わない場合には、次の要領で作製する。(図12.11参照)

(1)絶縁テープを絶縁被覆上に、円錐形を形成するように巻き付ける。

(2)鉛テープを・遮蔽銅テープの部分から先端に向って「円錐形」の中央部まで1/2重ねで曲面に沿わせながら巻き付ける。この際ストレスコーンの遮蔽用の鉛テープと遮蔽銅テープの間に空隙ができないよう表面を滑らかな棒などでこすり付ける。

(3)鉛テープの上端は、バインド線で2〜3回バインドし、遮蔽テープ、鉛テープ、バインド線をそれぞれはんだ付けする。

なお、はんだ付けの際鉛テープを溶かさないように温度に注意する。もし溶かした場合は、鉛テープで穴をふさいで修復すること。

(4)鉛テープの端部は、はんだ付けの後、外側に曲げ、バインド線上に折返し突起ができないようにする。また、鉛テープの重なり部分は、緩み止めとして縦にはんだ付けする。

-4.端子の取付け

端子の取付け方法には、はんだ付け、圧縮、圧着の三種類がある

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