(2)所定の寸法になるようにケーブルのがい装、シース及び布テープなどをはぎ取り、更に各線心上の遮蔽銅テープ、導電陸布テープ及び余分の介在物などを図面の寸法に合わせて切断する。
(3)ケーブルシース及び絶縁体上のテープ類のはぎ取りに際し、ナイフの刃などで絶縁体に傷を付けてはならない。
(4)絶縁体の遮蔽銅テープ、導電性物質を丁寧にはぎ取り、その残滓は絶縁体専用のワイヤブラシ及びべンジンなどを用いて完全に除去する。
(5)遮蔽銅テープを切りとる際、切り口が鋸刃状にならないように軟銅線に添わせて切り、かつ、切り口が内側に曲らないよう注意する。
(6)導体の口出し及び絶縁体端部を鉛筆状に削る際、導体に傷を付けないようにする。
(7)各部、特に絶縁体上に嬢や汗などが付かないよう十分注意する。
(8)シースの切断点に近い位置で接地線(1.6mm2〜2mm2)を各線心気の遮蔽銅テープの上に2〜3回巻付けてはんだ付をする。(図12.9参照)