7.2.2 ケーブルの接地 ケーブルの金属被覆は、船舶設備規程及びNK鋼船規則とも、その両端で有効に接地することを要求している。ただし、最終支回路は給電側だけ接地すればよい。 7.3 機器の接地
7.2.2 ケーブルの接地
ケーブルの金属被覆は、船舶設備規程及びNK鋼船規則とも、その両端で有効に接地することを要求している。ただし、最終支回路は給電側だけ接地すればよい。
7.3 機器の接地
機器の接地には、その取付部と船体構造物との接触により有効な接地が確保されるメタルタッチ方式と、別に接地線を設ける接地線方式とがある。 一般には次のように使い分けられている。
機器の接地には、その取付部と船体構造物との接触により有効な接地が確保されるメタルタッチ方式と、別に接地線を設ける接地線方式とがある。
一般には次のように使い分けられている。
7.3.1メタルタッチによる方式 発電機や電動機などは、取付部のメタルタッチで十分接地されることが多い。ただし、この場合は、取付脚部と取付台との接触面は、少くとも取付脚の一つに対して、塗料をはがしてよく磨き、面を平滑にして接触をよくしておかなければならない。 比較的小形の機器では、歯付き座金などを使用して取付けると、上記と同等の効果がある。ただし、この場合は、塗料をはがしたり磨いたりする必要はない。(図7.2参照)
7.3.1メタルタッチによる方式
発電機や電動機などは、取付部のメタルタッチで十分接地されることが多い。ただし、この場合は、取付脚部と取付台との接触面は、少くとも取付脚の一つに対して、塗料をはがしてよく磨き、面を平滑にして接触をよくしておかなければならない。
比較的小形の機器では、歯付き座金などを使用して取付けると、上記と同等の効果がある。ただし、この場合は、塗料をはがしたり磨いたりする必要はない。(図7.2参照)
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