日本財団 図書館


230-1.gif

 

5.5 ケーブルサイズの決定法

ケーブルは、機器の定格筍流及びその回路の保護装置の設定電流以上の許容電流を持ったサイズとしなければならない。

ただし、電動機へ単独給電する場合のケーブルは、電動機の定格電流に対する余裕度10%以上の許容筍流を持ったサイズとする。この場合、電動機の保護装置は電動機の始動電流では動作しないよう設定されるため、ケーブルは保護装置の設定電流以上の許容電流を持つことは要求されない。

上記の他、ケーブルは5.3項で述べた短絡容量を持ち、電圧降下が5.4項で述べた値以下になるサイズとしなければならない。

電動機回路のMCBの設定値及びケーブルサイズの関係図の例を次に示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION