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項が次のとおりに確認された。
・新しいSARPs案の作成:全WG
・特許関連:WG−A及びWG−D
・データリンクの比較解析:WG−D
・VHF通信の将来スペクトラム要件:WG−B
・VDLの周波数管理関係:WG−B
(5)議事項目5(ITU WRC97に関するICAOの位置づけ)
AMCPメンバと参加者に対し、ITU会議に対するICAOの立場を示し、それぞれの国が準備する提案内容にICAOの立場を出来る限り反映するため、それぞれの無線関係部門に働きかけるよう要請された。
2.2.2 WG−Cの討議内容
(1)議事項目1(SARPsバリデーション)
ARINCからのモード2のフライト試験完了の報告とSITAからのプロトコル・シミュレーション(SREJフレーム等)報告とを併せて、モード1及びモード2のバリデーション完了が確認された。
また、SITAがアメリカン航空/ロックウェル・コリンズと共同で行っていたJVP(Joint Validation Program)は、作業が遅延している模様でモード2のフライト試験は、1996年末になるとのことであった。その実験で使用されるデータ無線機は、ロックウェル・コリンズ製。
(2)議事項目2(周波数計画特性)
同一チャネル干渉(CCI)について、トムソン社(仏)及びマルコーニ社(英)から、D/U比:14dBは理論値であり、17〜18dBが現実的であろうとの報告があったが、”ICAOの基準値として何dBが適正値であるか”ということについて、WG−C及びC&D合同会議でも結論を見出すことができなかった。さらに、CCIに加え、ディジタル/ディジタル及びディジタル/アナログ間の隣接チャネル干渉(ACI)基準値についても、D8PSK変調方式の見直しを含めて周波数計画問題を明確にするために、WG−Bを復活し、検討を依頼することとした。
2.2.3 WG−Dの討議内容
(1)議事項目1(WG−Dの計画)

 

 

 

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