
せにおける安全面について考察する。
(4)WG−Eの活動
HFデータリンクの検討を委託されたWG−Eの今後の主要作業として、以下のことが確認された。
・HFデータリンクのために必要なSARPs及びガイダンス・マテリアルを作成する。
・詳細なシステム解説書を含む実用化マニュアルを作成する。
・SARPsの検証活動についての調整を行う。
・ATN開発との互換性を維持する。
・必要に応じて周波数問題及び制度上の面について扱う。
(5)その他
会議では、以下に示す一般的な作業についても取組んで行くこととした。
・所要の通信性能を作成する。
・108〜137MHz帯域の将来的な用途について検討を行う。
・さまざまなデータリンク・システムについて評価する。
・特許を有するシステムに関する事項についての関連問題を扱う。
・データリンクのための別の周波数帯域の使用について考慮する。
2.2 AMCP/WG−W/WG−C10/WG−D6
1996年9月にベルギー/ブリュッセルで開催されたICAOの航空移動通信パネル・ワーキンググループ会議(AMCP/WG−W、WG−C及びWG−D)における検討概要を以下に示す。
2.2.1 WG−Wの討議内容
(1)議事項目1(AMCP/4の結果レビュー)
航空委員会(ANC)が、AMCP/4の勧告を認可し、事務局に対しVDL IMPLEMENTATION ASPECTSの発行を要請した。1996年末までに発行の予定。
(2)議事項目2(VDLモード2(物理層)バリデーション)
(a)バリデーション活動の完了
VDLモード2のシミュレーションとフライト試験に関し、正常に動作したことが報告され、バリデーション作業の完了が確認された。
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