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[図]

 

図1 FRAXAのPCRスクリーニング結果
Pfupolymeraseを用いてFRAXAのCGGリピートの異常延長の有無を検討した。このPCR法では、CGGリピート数が30のアリルは430bpのバンドになる。lane2の1例のみバンドが出現せず、他は全て、430bp前後の正常バンドが検出された。

 

図2 FRAXAのサザン解析
FRA旭のPCRスクリーニングでバンドが出現しなかった例(lane2)およびその母(lane1)、control(lane3)をサザン解析した結果、患児では、6kbp〜8kbのスメアー状のバンドが検出され、母からは、2.8kbp、3.2kbpおよび5.2kbpのバンドが検出された。よって、この症例は、約2.8kb、母は、約400bpのリピート延長を持っていると判定された。

 

図3 FRAXEのPCRスクリーニング
Pfupolymeraseを用いてFRAXEのGCCリピートの異常延長の有無を検討した。このPCRにおいては、GCCリピート数が20のアリルは348bpのバンドになる。全例に正常範囲のバンドが検出され、FRAXEの異常は検出されなかった。

 

 

 

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