2−1−3体力測定の結果
(1)形態測定
a.身長(参考I一表1、参考I一図1,2)、体重(参考I一表2、参考I一図3,4)
身長は年齢が高いほど低く、20,30歳代と比較して45歳以上で有意な差がある。一般と比較して差は認められない(参考I一表1、参考?一図1)。各年齢とも船種間の差は認められない(参考I一表1、参考I一図2)。体重は一般と比較して25〜29歳、30〜34歳、45〜49歳、50〜54歳が有意に高い(参考I一表2、参考I一図3)。24歳以下では内航船が他のグループと比較して有意に高く、30〜34歳では、内航船が漁船以外の船より高い、45〜49歳及び50〜54歳で内航船と官庁船が一般と比較して有意に高くなっている(参考I一表2、参考I一図4)。
b.体脂肪率(参考?一表3,4、参考I一図5,6)
各年齢間に差は見られない(参考I一表3、参考一図5)。24歳以下で内航船は漁船より有意に高くなっている(参考I一表3、参考I.図6)。29歳以下で肥満傾向にあるものがやや多く、「軽度の肥満」「肥満」「極度の肥満」の割合をあわせて25.3%であった(参考I一表4)。
c.関節可動域(参考I一表5〜8、参考?一図7〜14)
肩関節屈曲は、50歳以上で20,30歳と比較して有意に低い値となっている(参考I一表5、参考I一図7)。各年齢毎による船種間に差は見られない(参考I一図8)。伸展については年齢による有意な低下は認められな(参考I一表6、参考I一図9)。各年齢毎では50〜54歳で官庁船に比べて漁船で低くなっている。(参考I一表6、参考I一図10)。
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