
5.7.5 感度分析
プロジェクトの財務評価を左右する要因には不確実な側面があり、財務評価は将来のリスクを折り込んだ上で整理するのが望ましい。
このため、本検討で用いた各種前提条件を変更した試算ケースを設定し、これによる財務分析を検討するものとした。
(1)分析ケースの設定
将来の変化要因として、需要量の減少、建設費の増減、借入金利条件等が考えられる。
?@需要量の減少
想定された需要量に対し、10%減少、20%減少の2ケースを試算ケースとする。
?A建設費の増減
建設費が基準ケースに対し、20%増加、20%減少の2ケースを考える。
?B借入金条件
借入金条件として基準ケース適用金利の50%増、7.5%/年のケースを考える。
?C分析ケースの設定
以上の組み合わせから、表5−14に示す18ケースを検討する。
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