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5.2.2予測方法

 

ここで予測対象とするのは、CBDとウォーターフロントを結ぶLRTに対する短距離区間の輸送需要であり、広範囲の都市内交通ネットワークに基づく一般的な都市交通需要予測とはやや性格が異なる。
この種の予測では、利用可能なトリップ発生源が沿線の一定エリアに限定できるため、先行する研究例で行われた様に、発生トリップの属性を分類し、各カテゴリーに属するトリップのポテンシャルを求め(マーケット・セグメント)、各カテゴリー別にLRT利用者数を把握するのが適切と考えられる。
これに基づいて図5−6に示す予測手法を適用するものとした。

 

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図5−6 需要予測フロー

 

 

 

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