
4.4 投資額
図4−2が線路略図である。本線軌道は、複線区間(約58%)と単線区間(約42%)からなり、路線延長は3k270mで、軌間は1,067mmである。軌道敷は、道路との併用区間と専用区間があり、専用区間の割合は約46%である。
投資額の算定については、軌道・停留所・電力の工事方法、車両の車種等、前提条件は後述の第5章の変更計画と同様とするが、信号設備については、単線運転の保安対策として列車検知機構とそれに連動する信号装置を設置する他、列車位置を検知し信号機の現示を遠隔制御するCTC装置を設置する。また、車両基地は、変更計画と同位置で規模はやや縮小したものとした。
概算の投資額は表4−2に示すとおりである。
表4−2 概算投資額(単位:百万R)

注1)軌道工事費には、舗装の取りこわし、復旧及び排水側溝の新設を含む。
注2)停留所工事費には、シェルター及び自動券売機の設置を含む。
注3)予備費は、施設工事・車両購入に伴う予見不可能なことを考慮して全体投
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