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船舶修理設傭は、Tema Shipyard & Drydock Corporationにドライドック2基および港湾局所有の小型ドライドック、スリップウェー2基などがある。
1980年における同港の海上貨物取扱量は、輸出が1,498,500トン、輸入が946,900トンに達している。
同港から27.2キロの地点にアクラ国際空港がある。
2.タコラジ港
同港は、1962年にテマ港が開港するまでは、ガーナ唯一の貿易港であつた。
現在でも、カカオ、木材、マンガン、ボーキサイト、雑貨などの輸出港として繁栄している。
港は2つの防波堤で囲まれ、港の入口の幅150m、干潮時水深10.67mである。
港内へは、全長185.9m、船首吃水10.36m、船尾吃水8.38mまでの船舶の入港が可能である。
主埠頭に沿って船舶6隻の収容可能友バースが設けられている。
ボーキサイト埠頭は鉱石専用船1隻、オイルバースにはタンカー1隻の収容が可能である。
港内に航洋船9隻の係船可能なバースがあり、安全吃水は一般貨物専用埠頭バースが7.92m〜8.53m、マンガン専用埠頭バースが8.46m、係船バースが6.70m〜9.14mである。
荷役設備は、製材所専用の3トン高架走行クレーン20基、木材積出し埠頭に門形クレーン7基(10トン×6基、15トン×1基)、ココア積出し埠頭に3トン門形クレーン4基がある。
主埠頭には、門形クレーン22基(3トン×16基、5トン×4基、7トン×1基、15トン×1基)、移動クレーン5基(3トン×4基、17.5トン×1基)がある。
保管設備は、中継貨物用上屋6棟(収容能力12,500トン)、セメント
 

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