2)La Luz Mole
この埠頭には、延べ1,200mのバースがあり、主として一般貨物船に使用されている。埠頭の北端に穀物用サイロがある。また、この埠頭には冷凍倉庫2棟がある。
埠頭沿いの最大吃水は11.90mである。
3)Fish Mole,4)Ribera Mole
この2埠頭は、主として漁船及び沿海航路船用として使用されている。
漁船埠頭には冷凍倉庫4棟がある。
5)Santa Catalina Mole
この埠頭には、貨客フェリー・ターミナルの設備やR0/R0船用の貨物扱い設備がある。
6)Reina Sofia Mole
この防波堤は、前述のGeneralisimo Franco Mole防波堤と平行して南北に延び、長さ3,200m、水深20mである。
主な設備は、ドルフィン・バース、荷役用の新係船岸壁(No.1&2)、船舶修繕用岸壁(No.3)、コンテナ倉庫、RO/RO船用貨物扱い設備などがある。
清水、食糧、燃料、ディーゼル油、ガスオイルなど全て供給が可能である。
曳船は、港湾局所有の救難用曳船5隻(1,062馬力〜4,134馬力)が使用できる。
船舶修理設備は、Astilleros Canarios S.A.に3万DWT(長さ190m、幅30m)までの船舶の入渠工事可能なドライドックや1,000DWT能力のスリップウェーがあるほか、Nico Reparaciones Navales S.A., Nicoship S.A., Consuba S.A.などにも修理設備がある。
1983年におけるラス・パルマス港の船舶入港数は9,242隻(45,783,718 G/T)であり、同港の貨物取扱量は4,869,537トンに達している。
港から26キロの地点にラス・パルマス国際空港がある。
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