日本財団 図書館


冷凍船1,254 G/T×1隻1978年建造
〃1,225 G/T×4隻1978,79年建造
計7隻(10,303 G/T
合計10隻(47,691 G/T
同社の保有船舶は、スペインの地中海側の諸港からカナリー諸島、西アフリカ、スペインの地中海側諸港からアドリア海諸港、スペインの大西洋側諸港から北欧、西欧の諸港に就航している。
 
(C)需要状況
 
カナリー諸島は、自由港、貿易中継地、観光地、漁業基地などという条件の下に、貨客船、フェリー、漁船などを中心とする船舶の需要は活発ではあるが、その引合はスペインの海運会社が行っている。
 
(3)港湾事情
 
カナリーの港湾は、自由港として近隣諸地域との交流に大きく貢献しており日本漁船の寄港地としても知られている。
カナリー諸島の主要港湾は、ランサローテ島のアレシーフェ港、グランカナリア島のラサリネタ、ラス・パルマスの両港及びテネリフェ島のサンタ・クルツ港であり、これら港湾の各施設、設備等は次の通りである。
1. アレシーフェ港
同港は町の南部に位置し、3つの防波堤(Muelle Viejo,Puerto de Naos,Muellede Los Marmoles)から成っている。
Muelle Viejoは長さ200mの突堤で、このうち60mが吃水5〜8mまでの一般船のバース用として使用されている。
Puerto de Naosは長さ300mで、漁船専用の埠頭である。
Muelle de Los Marmolesは同港の主要埠頭で、長さ延べ1,000m
 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION