日本財団 図書館


水深7m)がある。
清水及び各種バンカーの供給が可能である。
曳船は、150馬力の曳船1隻が使用できる。
同港には小型漁船用のドライドックがある。
船舶修理設備は、小修理のみ可能である。
2.ヌアクシヨット港
同港の主埠頭は、ヌアクシヨット市の南々西約7キロの地点にある。
はしけ専用埠頭(水深7〜8.5m)は、長さ246m、幅7mの舗装道路によって陸地と接続している。
荷役設備は、移動式クレーン(最大30トン)、フォークリフト、トレイラー、50トン・ライター15隻、20トン・バージ8隻などがある。
主埠頭の約400m北方に石油貯蔵タンクを建設中である。また、製糖工場、セメント工場、製鉄所、製銅所及び深水港などが近く完成する予定である。
曳船は、曳航用ランチ(200馬力)5隻及び係船用ランチ2隻が使用できる。
船舶修理施設は、2万DWT船の入渠可能なドライドックがある。
3.ポイント・セントラル港
同港は、ヌアディブ港の南方約10キロの地点に位置し、全長310m、吃水15.6mまでの船舶の収容が可能である。
同港は、モーリタニア北西部のフォート・デリック鉱山から採掘された鉄鉱石の輸出港であり、鉱石は産地から直接に国営鉄鉱会社(SNIM)の専用鉄道(約480キロ)によって同港へ輸送されている。
同港には、長さ245m、水深16mの埠頭がある。また、タンカー.ターミナルにはタンカー専用のバース(長さ190m、水深11m)が設けられている。
 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION