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(C)輸入資金の調達状況
 
船舶の輸入代金支払いのための外貨の調達は、公認銀行に申請すれば、自由に外国為替を組むことができる。
国立開発銀行(Banque Nationale de Devélopment du Sénégal)は、船舶輸入資金としての融資も行っている。
 
(D)契約条件
 
わが国は、74年に中古漁船、77年に新造の漁業訓練船をセネガルに輸出しているが、いずれも現金決済であった。
延払いを条件とする場合でも、一般慣習に従って交渉が行われるものと思われる。
 
(E)取引ルート
 
セネガルのプラント類の引合いは、一般に在ダカールの各国海外大使館を経由して、それぞれの国へ連絡される。
従って、船舶輸出の交渉・取引きや具体的な問題は、直接に相手方海運会社と行うこととなるが、商談としては在ダカールの日本大使館を介して進めることが確実な取引ルートである。
 
(7)競争相手国との競争条件の比較
 
(A)延払い、船価、品質等条件の比較
 
セネガルの輸入する船舶は、特別な理由がない限り、フランス及び西欧圏内からのものが多い。
 

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