頭、馬22万頭、ろば24万頭、らくだ6,000頭と推定され、皮革の輸出が順調な伸びを示している。
林業は、国内市場が狭いので、主として丸太または木材で輸出している。セネガル政府は、国土の砂漠化を防ぐため、84年以来、全国緑化計画を実施しており、今後25年間にわたって毎年14万ヘクタールの植林が行われる。
木材生産実績
(単位:1,000立方m)
出所:国連FA0統計
地下資源の開発は、燐鉱石が落花生と並んで輸出に大きく貢献している。
燐鉱石のうち、燐酸石灰はセネガルと政府と外資系数社の合弁企業(CSPT)が生産し、燐酸アルミニウムはフランス系セネガル企業(SSPT)が生産している。
84年には、セネガル北東部のマタムに燐鉱石の埋蔵(推定4,000万トン)が新たに発見された。また、同年にエムブバの燐酸肥料工場及びダルークードの硫酸・燐酸工場が生産を開始した。年間生産能力は硫酸が50万トン、燐酸が22万トンといわれている。
鉄鉱石は、セネガル東部のファルム鉱脈に3億7,100万トンの大埋蔵が確認されている。この開発のため、タンバクンダから積出港へ至る鉄道建設が87年に着工される予定であり、鉄鉱石の年間採掘量6百万トンを目標として1990年には生産を開始する計画である。
東部地方では、ウラニウム埋蔵の試掘が行われている。サボダラ地方では金
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