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フィンランドの商船隊がその国際競争力を維持するためには、新建造船の増加を必要としていることは明らかであるが、その最大の必要性はオイル・タンカー、L.G.キャリア、一般貨物船などの部門にみられる。
このほか、フィンランド海運の発展のためには、ほとんど各船種(バルク・キャリア、冷凍船、Ro/Ro貨客船、客船、調査船、曳船、浚渫船など広い分野にわたって)、新造船の必要性が存在する。
 
(3)港湾事情
 
フィンランドの主要輸出港はコトカ港であり、主要輸入港はヘルシンキ港である。
その他の主要国際港としては、ツルク、ラウマ、ハミナ、ナーンタリ、ポリ、ケミ、オウル、ハンコなどの諸港がある。
フィンランド諸港による最近の海上輸送貨物取扱量は、次の通りである。

国際海上輸送貨物取扱量

 
 

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