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スウィード港には、外航船用の新バルクカーゴ・ターミナルがある。埠頭は長さ200m、水深13.5m。グラブクレーン(能力20トン)3基、ベルトコンベヤ(能力1,600トン/時)、ホッパー3基、露天倉庫(能力50万トン)、バルクカーゴ4万トンの収容可能な倉庫(床面積1万平方m)などがある。
自由港、工業港および新港には、コンテナ船およびRo/Ro船の収容設備がある。
自由港には、コンテナクレーン(能力46トン)、フォークリフト・コンテナトラック(能力25トン〜46トン)4基などがある。
自由港北側のコンテナ・ターミナルには、長さ400mの埠頭(面積9万平方m)コンテナ用斜道、車道、鉄道などの設備があり、コンテナ5万台の取り扱いが可能である。
この埠頭は、コンテナ船およびRo/Ro船のみでなく、一般貨物船も使用している。埠頭(水深9.2m)では、45トン・クレーン、その他各種多数のコンテナ荷役設備が使用できる。
石油港のタンカー・ターミナルには、航洋タンカー専用の2突堤(最大水深11.4m)および沿岸航路用タンカー専用の5突堤があり、夜間バースも可能である。
清水、食料、各種バンカーなどの供給が可能である。
曳船は2隻(各3,000馬力)が使用できる。船舶修理施設は、Ciserv A/Bにドライドック112m×16m、能力5,000DWT)、その他小型船用のドライドックがあり、各種船舶およびエンジンの修理が可能である。
港から25キロの地点にスタラップ国内空港がある。
 
4.ヘルシンボルグ港
同港は、バルト海とカテガット湾との間海峡の北入口に位置し、対岸のエルシノール港(デンマーク)とを結ぶスウェーデン最大のフェリー港である。港は、最大65,000DWT船(全長230m、吃水12.3m)の収容が可能である。
1992年の貨物取扱量は850万トンに達している。
同港は、北港、南港、西港、バルクカーゴ港などから成っている。
 
 

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