

森林は、農耕地の増大に伴い縮小しているが、国土の約3分の1を占めている。林産物で主要なものは、木材、コルク、樹脂およびパルプである。松は、建築・建設資材、パルプ材、燃料として使用されるほか、樹脂の採取が行なわれている。
ポルトガルは、世界最大のコルク産出国で、世界産出高の約50%を生産し、重要な輸出品となっている。
牧畜も農業と関連して重要な経済活動であり、国土の約44%にわたって行なわれている。
林業生産実績 家畜飼育頭数

ポルトガルは、地質的に変化が多いので、鉱物資源も各種変化に富んでいるが、商業べースにのった大規模な開発は行なわれていない。GDPに占める鉱業(採石業を含む)の貢献度は極めて低く、就業人口の占める比
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