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日伊貿易実績

貿易シェア (89年)

 

イタリアの対日輸出は、繊維・衣類が全体の36.8%、皮革製品・靴が同6.7%、機械が同21.1%、化学品が同8.6%を占めており、中小企業が主体のモード産業(家具、タイル、女性用衣類、貴金属装身具を含む)が全体の過半を占めている。
モード産業の中では、繊維・衣料品の対日輸出が極めて好調である。イタリアの衣料品は、日本の衣料品輸入市場のなかで韓国に次いで第2位のシェアを獲得している。
一方輸入については、全体の約70%を機械・電気機器・輸送機器で占めているが、精密機械、エレクトロニクス、一般機械などが大きく伸びている。
近年における対日輸出の増大と、日本の対伊投資、特にイタリア経済開発地域の南部地方への投資の促進が期待されること等により、日本への関心が急速に高まっている。
 
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