日本財団 図書館


どの設備がある。

タンカー・ターミナルの原油専用バース(水深14m)は、最大15万DWT型タンカーの収容が可能であり、石油製品、化学製品なども扱っている。

清水、食料、バンカーなど全て供給が可能である。

曳船は、2,000馬力以上の曳船も使用できる。

船舶修理施設は、1.C.N.C.Shipyardに修繕用ドライドック(最大能力20万DWT型船)、浮ドック(能力8,000トン、15,000トン)2基などがあり、各種入渠工事が可能である。


2. ガラーチ港

同港は、ドナウ河口のスリナ港から144km〜156km上流のドナウ川左岸に位置し、金属製品、セメント、化学品、木材、木製品、産業用機器などの輸出港であり、また鉄鉱石、石炭、コークス、金属製品などの輸入港である。

港は、最大25,000DWT船(全長200m、最大吃水7.32m)までのバルク・キャリアおよび最大8,700DWT(全長130m、量大吃水732m)までの乾貨物船の入港が可能である。

旧港には、延べ1,160mの埠頭があり、このうち365mは客船、445mは貨物船が使用しており、褒る350mはバラストの積込みに使用している。

鉱石港には、長さ800mの埠頭があり、このうち400m(最大水深9.0m)は航洋船、寮り400mは川船が使用している。

各種クレーン43基(最大能力16トン)のほか、航洋船用埠頭にはフローティング・クレーン(能力5トン〜16トン)、自動クレーン(能力5トン〜14トン)、電動クレーン(脂力5トン〜16トン)などの設備がある。

オア/バルクカーゴ・ターミナルの埠頭は、主として鉄鉱石、石炭、コークス、石灰石などの輸入を扱っており、グラブクレーン(能力16トン)、穀物サイロ(貯蔵能力25,000トン)などの設備がある。

清水、食料、各種バンカーなどの供給が可能である。

各種の曳船が使用できる。

同港は、金属製品輸出用の埠頭(長さ1,200m)を建設中であり、埠頭バース





前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION