(C)漁業開発計画
ポーランドの漁船保有貴(92年203,000G/T)は、旧ソ連、日本、米国、スペイン、韓国、ノルウェーに次ぐ第7位であるが、漁狂高では世界で20位に過ぎない。
現在、老朽船の廃棄処分により、漁獲量は減少しつつある。
漁船の最大耐用年数は、20年が限度といわれているが、ポーランド漁船には20年を超えた老朽船が多数ある。
ポーランド漁業の開発については、新造漁船による漁獲能力の向上、漁獲物輸送船団の近代化、漁獲物の冷凍保管、流通のための陸上基地の開発などを必要としているが、現有船の近代化だけでも巨額の財源を必要とするため、具体的な漁業開発計画は作成されていない。