日本財団 図書館


コンテナ・ターミナルとフランス埠頭には、巡航船および旅客フェリー用の設備がある。

オア/バルクカーゴ・ターミナルには、グラブ・クレーン(能力80〜240トン/時)30基、浮動式エレベータ(能力最大250トン/時)4基などの設備がある。

タンカー・ターミナル(最大水深11.36m)は、35.O00DWT(全長210m)までのタンカーの収容が可能である。

清水、食料、各種バンカーなどの供給が可能である。

全長60m以上の船舶の入出港には、水先船の使用が必要である。全長90m〜130mまでの船舶は曳船1隻、131m〜165mまでの船舶は曳船2隻、166m〜200mまでの船舶は曳船3隻、200m以上の船舶は曳船4隻の使用を強制される。

全長70m〜130mまでのタンカーは曳船1隻、131m〜149mまでのタンカーは曳船2隻、150m〜180mまでのタンカーは曳船3隻、180m以上のタンカーは曳船4隻の使用を強制される。

船舶修理施設は、Stocznaa Remontowa Nauta 社所有のShipbuilding & Repair Yardに修繕用浮ドック(能力4,500トン、3,500トン、300トン)3基、Naval Shi-Pyardには修繕用浮ドック(能力8,000トン)、その他Raduniaa Shipyardなどがあり、船体、甲板、エンジンなどの各種修理が可能である。

同港は、港の入口の沖合、主防波堤の東側の水域に錨泊地3ケ所(水深10m〜20m)あり、3号錨泊地はタンカー専用である。

港内は、最大98,620DWT(全長247.2m、最大吃水11.35m)までの船舶の収容が可能である。

2.グダニスク港

同港は、グジニア港の東南方約32km、ビスチュラ川の支流に位置し、グダニスク港湾局の管理下にあり、同国最大の商港である。

錨泊地1号(最大水深9m)は小型船専用、2号(同10.5m)は中型船専用、3号(同12m)はタンカー専用、4号(同16m)はバルク・キャリア専用、5号(同19.8m)は大型タンカー専用である。





前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION